DMARC設定

DMARC設定について

「DMARC」とは、送信ドメイン認証のためのSPFやDKIMの認証が失敗した場合の対応策を定めたもので、 メールの受け手側に、認証に失敗したメールの対応方法を指定することが出来ます。
DMARC設定を利用することで、対象ドメインのなりすましやその他の不正なメールの送信を制限することができます。

こちらの機能では以下の送信側DMARC設定を行うことができます。
・送信側ポリシー設定
・認証結果等のレポート受信設定

総務省DMARC概要図

出典:総務省 "受信側における送信ドメイン認証技術導入に関する法的な留意点"(https://www.soumu.go.jp/main_content/000499986.pdf)を加工して作成 

受信側DMARC設定について

受信側DMARC設定については迷惑メールフィルタ設定よりご確認いただけます。

DMARC設定の設定方法

1. 「DMARC設定」を選択

サーバーパネルへログインし、現在の設定対象ドメインを確認し、DMARC設定を選択します。

DMARC設定を選択しているスクリーンショット

2. 各項目の設定内容を選択する

各項目の設定内容を設定し、「設定する」をクリックします。

各項目の設定内容を選択する

DMARCポリシー

メールの差出人として対象ドメインが第三者に利用された場合に、受け手側の対応方法を指定することが出来ます。
※メールの受信側のDMARC設定状況によっては、指定されたポリシーに従われない可能性があります。

DMARCポリシーの項目説明
何もしない

なりすましなどのメール検知状況にかかわらず、通常通りメールを配送するように指示します。

迷惑メールとして配送する なりすましなどのメールを検知した際、配送先にて迷惑メールとして扱うように指示します。
メールを配送しない なりすましなどのメールを検知した際、配送先にて受け取らないように指示します。
レポート通知先設定

メールの受け手側になりすましメール等が届いて認証が失敗したことを通知する「DMARCレポート」を受け取ることが出来ます。
認証の問題や不正なメールのパターンを把握することができ、セキュリティ対策に活用することができます。

3. 設定完了

追加後、「DMARC設定」より設定内容の確認が可能です。

設定完了